珍しくDVDを購入して視聴。というのも、そもそもサブスクで北野武の映画はほとんど見れない(あとから調べて、TSUTAYA DISCASにはあるらしいことがわかった)。
もともとは砂浜のじゃんけんのシーンがTwitterで流れてきて、ロシアンルーレットに漂う不思議な、無邪気さと死の匂いにやられて、「いつか観てみたいなあ」と思っていた。
https://youtu.be/fx-YNurxrLQ?si=F4pamolK5iJ15VzA
以下あらすじ。
村川は小さな組のボスだったが、親にあたる組織のボスの差し金で、沖縄の抗争の助太刀に向かう。が、却って村川たちが向かったことで、事態は悪化し、海に近い家屋でしばらく身を隠すことになった。子どものようにじゃれ合い遊ぶ日々を過ごすも、殺し屋に襲われて、村川の子分は命を落としていく。親組織の若頭を拷問し、実際には村川の組が親組織によって潰されようとしていることがわかった。村川は会談の場に乗り込んで、自分の「親」と組員たちを撃ち殺し、自らも命を絶つ。
中腹の30分はじゃれ合いのシーンが多いのだが、彼らがヤクザであることを忘れそうになる。ただ、その中で、じゃんけんのシーンは死を強烈に意識させられる、不思議な後味を残す。全体に仄暗く、何となくだが、最後はみんな死ぬのだというような虚しさが常にある。