2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

角田光代「坂の途中の家」

Twitterから転記。 https://amzn.asia/d/3EIRgri 坂の途中の家、読了。最後の方は裁判の描写とモノローグで、比較的負荷が少なく読めた。 夫婦や家族間の絶妙に嫌なニュアンスの世界を描いていて、主人公の家庭のあれこれは読むのがとてもつらかった。誰も理…

大江健三郎「個人的な体験」

ついでに書いておく。 最近大江氏が亡くなったのもあって、前々からラジオ先生が「光」(大江氏の息子)について呟いていたのもあって、いつか読まないといけないと思っていた。主人公・バードは、息子が脳ヘルニアを持った状態で生まれてきて、そのことに耐…

角田光代「坂の途中の家」

Twitterが死につつあるので、ブログに感想を手短に残しておくことにする。 角田光代の「坂の途中の家」、妻に勧められて?読み始めた。虐待死の裁判員を務めることになった女性が、自分の子ども、そして夫との関わりの中で、有形無形のプレッシャーに晒され…