やあ、8 1/2 (字幕版)を観ているよ。Prime Videoを今すぐチェックする
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衝撃的な構成の映画。
主人公グィドは映画監督だが、なかなか映画を撮り始めないので周りをずっとヤキモキさせているのだが、途中に差し掛かったところで、謎の、夢なのか幻覚なのかわからない体験が挿入される。幼少期のグィドらしき少年が、ホームレスの女にルンバを踊らせて、そこに欲情している。それを神学校で厳しく罰せられる。それが映画なのか、彼の経験なのか、はたまた夢なのかわからない。そういう挿話のような、夢のようなものがどんどん挿入されていく。
終盤にかけて始まるハーレムの夢は強烈。彼がいかに傲慢で、女性を馬鹿にしてきたか、不貞とはなんなのか、嘘つきなのかが強烈に描かれる。オーディションの試写での経験も強烈。嘘つき、自分の口で語れない、卑屈なまでのしょぼさ！そこから脱しようとしても、ハリボテの世界に引き戻される。周囲のプレッシャーにやられてピストル自殺らしきシーンの後、現実なのか幻覚なのかわからない、お祭りが始まる。
構成が、夢のように展開していく、現実なのか夢なのかわからない強烈な挿話でうわーっと声が出る。よくこんな映画撮ったなあという感じ。
